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懐古的日本文学

主に近代以降(明治・大正・昭和)の日本文学、大衆小説の紹介や勝手な分析と感想、その他人文社会学系の本の紹介も。

「2分間ミステリ」/ドナルド・J・ソボル

「2分間ミステリ」 ドナルド・J・ソボル

 このたびは西日本豪雨で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 募金など、自身にできることで支援をしたいと思います。



 本作は、思わず本屋で手に取ってしまった文庫本。
「少年探偵ブラウン」シリーズなどで有名な著者の小話集。
1Pから2Pのさまざまな事件にまつわるストーリーが71話収録されている。

 物語の最後に、
Q:どうしてハレジアン博士は犯人が分かったのでしょう?
Q:どうして博士は詐欺だとわかったのでしょう?
などの問いがあり、謎を解くのが面白い。

 2分間どころか、30秒くらいで読めるのもあるので、集中力が続かない(?)夏でも読める。
 ストーリ的には、事件性のある刑事事件が多いので、怖がりの人は夜寝る前に読むのはあまりおすすめできない…
もっと詐欺とかほら話など、ライトな内容が多いとよいと思う。

 本の帯にも書いてあるが、一回ストーリーを読んで、クイズを見て、また読み直したりして話のおかしな部分を探したりするので、頭の体操になった。文章問題を解いたりするのが好きな人にもオススメできる。

・引用文献:「2分間ミステリ」 著ドナルド・J・ソボル  ハヤカワ文庫(2003年)